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産経新聞記者伊藤寿行容疑者、「地獄に落ちます」と強要で逮捕

産経新聞やテレビ朝日、朝日新聞の報道によると、山形署は11日、山形県内に住む元交際相手の女性を脅し復縁を約束させたとして、強要の疑いで、仙台市青葉区梅田町、産経新聞社記者の伊藤寿行容疑者(55)を逮捕した。記者が「地獄に落ちます」などと20代の女性を脅迫し復縁を強要するセクシャルハラスメントを超えた犯罪行為にメディア業界が揺れている。

 伊藤寿行容疑者の逮捕容疑は脅迫罪ではなく強要罪。は5月18~19日、会員制交流サイト(SNS)で20代の元交際相手に「あなたを道連れにして地獄に落ちます」とのメッセージや画像を送信し、復縁を約束させた疑い。このように、「あなたを道連れにして地獄に落ちます」などのメッセージを送信して脅し、いや応なしに女性に復縁させた疑い。容疑を認めているという。

 産経新聞の伊藤寿行容疑者は、東京本社編集局東北特派員として仙台青葉区に駐在していたものとみられる。産経新聞の弁護士などが示談をしたのか詳しいことは分かっていない。しかし55歳の男が20代に復縁を迫るほどの交際関係であったのか年齢差から見てまずもって疑問である。産経新聞は、刑事弁護士(私選弁護人)などの援助をした可能性もあるものとみられている。

 その結果、山形地方検察庁は、1日、強要容疑で逮捕強要容疑で逮捕、送検された産経新聞東北総局記者、伊藤寿行容疑者(55)=仙台市青葉区=を不起訴処分(起訴山猶予)とした。

 伊藤記者はかつて交際していた女性の携帯電話に、復縁に応じなければ危害が及ぶという趣旨のメッセージや画像を送信して脅迫。これに応じないと「地獄に落ちる」などとして復縁を強要したとして、9月11日に同容疑で山形県警に逮捕されていた。

 調べに対し、伊藤寿行記者は容疑を認めている。社会の公器を標榜するのであれば、産経新聞はいくらの示談金を支払ったのかも公表すべきだ。

 なお、産経新聞は、多くの逮捕報道を無造作に実名報道をしており、かつ、55歳の上席者の犯行であり、しかも地獄に落とすなどの過激な言動とともに単なる脅迫ではなく強要という刑法犯で逮捕されたことをみて、社会公共の関心事と考えられるので、伊藤寿行容疑者のプライバシーが優越するとまではいえないこと、産経新聞も不起訴を実名で報道したことに照らして実名で報道することにしました。

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